
電力の需給バランスを調整し、電力市場安定に貢献
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系統用蓄電池とは、電力系統(グリッド)に直接接続し、電力の安定供給をサポートする大容量の蓄電設備です。主な役割として、電力需要が最大となるピーク時に電力を供給する「ピークシーム供給」、他電源の故障時にバックアップとして機能する「フレキシブルリソースのバックアップ」、そして再生可能エネルギーの変動を吸収する「エネルギー貯蔵」が挙げられます。
現在、日本では太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入が急速に進んでいます。しかし、太陽光は昼間に発電が集中するため、需要を上回る余剰電力が発生し、発電を強制的に止める「出力制御」が頻発しています。特に九州地域では2024年度の出力制御率見通しが6.2%に達するなど深刻な状況にあり、再エネで作られた電力が使われないまま廃棄されるリスクが高まっています。

政府は、蓄電池メーカー等の事業予見性を高めるため、2030年に累計14.1〜23.8GWh程度の導入目標を設定しました。2024年3月末時点での接続検討受付は約4,000万kWに達しており、2023年5月時点と比較して約3倍に急増するなど、市場は爆発的な拡大期を迎えています。